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Change My Garden / Change My Life

『進化する庭 ・変わる庭』 風景をデザインし、庭から街の景色を創造する。庭を変え、人生を変える僕のGarden Photo blog

チューリップが咲く風景と、育ててみて良かったおススメのチューリップ

※ こちらの記事は、2020年4月1日に、「dinos ガーデンスタイリング」に掲載したものです。


4月に入り、いよいよ春本番。
いろんな花が咲き始め、庭も俄然、賑やかになってきました。
今回は、そんな春らしい風景をつくる代名詞ともいえる、球根植物・チューリップが咲く風景を紹介します。

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数年前につるバラをメインにしたガーデンをつくり始めた頃から、欠かさず育てているのがチューリップ。
球根植物であるチューリップは、蓄えたエネルギーを開花で使い果たしてしまうためか、
地植えしてもなかなか翌年も奇麗な花を咲かせることが難しいので、鉢植えで育てています。
こちらの写真は、数年前にガーデンリフォームを実施した翌年の春の中庭。
まだ鉢植えの植物が少なかった頃で、庭もすっきりしています(笑)。
テラコッタ鉢に、一年草のビオラや球根植物のムスカリ、スイセンに加えて、
チューリップを一品種一鉢というスタイルで育てています。


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こちらの写真は、さらにその翌年。
中庭の乱張り石張りのテラスに、所狭しとテラコッタ鉢に植えられたチューリップが並んでいます。
一部の鉢には、ビオラとチューリップを混植したりもしていました。
同じ球根植物のムスカリの青い花が、ピンクや黄色のチューリップの花を引き立ててくれています。
庭の奥の方には、ミツバツツジやハナカイドウ、シジミバナなど、低木の春の花が咲いています。
まさに穏やかな春の一日といった風景です。


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そして、こちらは、さらにその翌年、ガーデンリフォームしてから3年目の春の中庭です。
年々チューリップの鉢植えが増え、中庭を埋め尽くすほどになっていました。
バラと同様、青い花がないチューリップの花色を引き立てるため、
ムスカリや青い花のビオラなどを多用しています。
今思えば、少しトゥーマッチ(やり過ぎ)な印象ですね(汗)。
チューリップの作る風景は、ツンと尖った葉が重なり、花の高さも揃っていて、
バラが咲く風景とは少し異なる風情があります。


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チューリップが作る風景は、昼だけではありません。
こちらは、我が家の前庭、玄関アプローチ。
鉢植で育てているため、中庭から前庭へ鉢を移動させました。
日が暮れるマジックアワーには、照明に照らされたチューリップが幻想的に輝きます。


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また、チューリップの楽しみは、開花期だけではありません。
土の中から葉が展開し出す頃も、とても魅力的な風景を見ることができます。
写真は、3月中旬頃の中庭。
お気に入りの大きなテラコッタ鉢に植え込んだチューリップの球根が芽吹き始め、
規則正しく葉が並ぶ風情も、なかなかのものです。


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僕は、チューリップの球根の植え付けは、かなり密にしています。
咲いた時のボリューム感を出すためです。
球根の植え付け時に、球根の向きを確かめながら植え込み、
同じ方向に、規則正しく葉が展開するようにしています。


さて、ここからは、実際に様々なチューリップの品種を育ててみた中で、
特に良かった、印象的な品種をいくつかピックアップしてご紹介します。

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まずは、こちらの写真から。
我が家の中庭でのワンシーンですが、とても気に入っている一枚です。
手前のアプリコットピンクのチューリップが、プリティ・プリンセス、
そしてその後方、少し高い位置に見えている白と紫色のチューリップが、
フレーミング・フラッグという品種です。
この2種類のチューリップは、特に気に入っている品種です。


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まずは、こちらのプリティ・プリンセス。
「レンブラント咲き」と称される、縞模様や絞り模様の入る咲き方で、
まさにレンブラントの絵画のようなドラマチックな花です。
手前には蕾が立ち上がっていますが、全体が緑色の中で、
先端に少しだけピンクの色が顔をのぞかせているところがお洒落です。


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蕾が割れて、中から濃いアプリコットピンクの花弁が出てきました。
葉にも白い斑が入っているのもポイントです。


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花が開くと、夕焼けのような何とも言えない美しい茜色に染まります。
そこに筆で線を描いたような濃い模様が混じるのが、とても美しいです。


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こちらは、朝日を浴びてオレンジ色に染まった姿。
異なる時間帯の光によって、さまざまに表情を変えるのが良いところです。


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こちらは、もう一方のレンブラント咲きのチューリップで、
フレーミング・フラッグ。


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純白の中に、赤紫色の絞り柄が入る品種です。
柄も花によって微妙に異なっています。
背景に黄色いチューリップが見えますが、紫色と補色対比になり、
より一層引き立っています。


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こちらが一番立ち姿の美しい状態。
着物の柄のような複雑な絞り模様が、洋の庭にも和の庭にも合うと思います。


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もうひとつ、この品種の魅力がこちら。
完全に花が開く直前の姿ですが、まるで卵のような形をしています。


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群で咲くとこんな感じになります。
とてもキュートな印象で、思わず笑みがこぼれてしまいます。


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続いてのおススメ品種がこちら。
こちらもとても個性的な品種で、ハッピー・ジェネレーション。
白地に炎のような赤い筋模様が入ります。


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中のしべの部分は黄色で、本当に燃えているかのように見えます。
庭の中に、このチューリップが咲くと、パワーをもらえるような気がします。


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こちらは、先ほどのハッピー・ジェネレーションの色違いで、
ハッピー・ピープルという品種。
赤い部分が黄色になっています。
バックライトで光を透過させると、花そのものが発光しているように見えます。


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写真映えという点では、このチューリップも美しかったです。
ジュディスレーターという品種で、一見するとただの赤いチューリップに見えますが、
花茎との接点に、ほのかな黄色が残っています。
逆光で、花を透かせて下から見上げるように撮影してみました。
花の底の方が白く発光しているように見えます。


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いくつも花が重なると、こんな景色になります。
松明(たいまつ)のようにも見えます。


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「写真映え」という切り口でチューリップを捉えると、
こんな写真も面白いかなと思います。
品種名が付かない、ただの赤いチューリップですが、
水滴をまとって、とても瑞々しく見えます。
こういうシズル感のある写真も、チューリップでは撮りやすいかと思います。


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こちらも同様に、品種名のない、赤いチューリップですが、
太陽の光を浴びて、すくすくと伸びている姿に生命力を感じます。
手前に入れた紫色のビオラ、背景の黄色チューリップなども相まって
幸せを感じる一枚になっているように思います。


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こちらも気に入っているチューリップの写真で、とある写真コンテストにも入賞した一枚です。
一品種一鉢が主義の僕にとっては珍しく、黄色いビオラとピンクのチューリップの寄せ植えで、
こんもりと茂る幸せの黄色いビオラの中央に、背丈の低めのピンクのチューリップを咲かせました。
ブーケのようにも見えますね。


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こちらは、横から見たところ。
寄せ植えというよりは、混植で、黄色に紫が混じるビオラと、単純なピンクのチューリップが
お互いを引き立て合っているように見えます。


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おススメのチューリップの品種の話に戻しましょう。
こちらは、サンセット・トロピカルという品種で、この花色が特に気に入っています。
サンセットとか、コーラルという表現がぴったりくる、味わい深い色で、
チューリップというより芍薬に近い色合い、質感かなと思います。
濃い葉の色とのコントラストも美しいです。


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こちらは、八重咲品種で、ネグリタ・ダブルという品種。
こちらは、チューリップというよりバラに近い咲き方。
濃い青紫色の花は、オールドローズのカーディナル・リシュリューに
似ているように感じます。


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こちらも、八重咲き、バラ咲き品種の代表格でアンジェリケ。
葉を見ずに、花だけ見るとバラと見間違うくらい似ています。
大きく太った球根で植えたアンジェリケの大輪花は、とても迫力があります。


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ここからは、少しマニアックな品種をご紹介します。
こちらは、原種系チューリップのひとつで、プリケラ・フミリス。
矮性で背丈が小さく、20センチくらいのところで咲きます。
写真は咲き始めの頃で、3月下旬。
他のチューリップに先駆けて咲く、早咲き品種です。
奥に写っている青い花は、球根植物のチオノドグサと、黄色いスイセン。
プリケラ・フミリスの花茎の付け根に少し黄色い部分が見えますが、
スイセンの黄色と同化し、チオノドグサの青と補色対比でとても美しく見えます。


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プリケラ・フミリスの花は、花弁の先が少し反り返るように咲きます。
そのあたりも原種系ならではの特徴なのかなと思います。


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そして、個人的にこの品種が好みな理由は、こちら。
蕾の頃の、この金属的な光沢感。
このフォルムや質感がとてもたまりません(汗)。
マニアック過ぎて引かれるかもしれませんが(笑)。


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そして、もう一つ、こちらの原種系チューリップも魅力的です。
ライラック・ワンダーという品種で、こちらも矮性です。
この蕾にも、秘めた美しさを感じます。


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蕾マニアの視点でいくと、この写真にも美を感じます。
緑色から茶色へグラデーションする縞模様。
開花せず、このままでいて欲しいと思ってしまいます(笑)。


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こちらの黄色いチューリップの蕾も素敵です。
蕾に微かに表れたかすり模様、黄色い斑入りの葉など、萌えを感じます(笑)。


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如何でしたでしょうか?
我が家のチューリップガーデンと、おススメ品種たち。
開花期が美しいのはもちろんですが、発芽してから開花するまでのプロセスにこそ、
チューリップを育てる醍醐味があるのではないでしょうか?
是非、皆さんも春のチューリップガーデンに挑戦していただけたらと思います。



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  1. 2020/04/02(木) 09:42:13|
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『ディノス・ガーデンスタイリング』に、新しい記事をアップしました!(第79回)

4月に入り、新年度を迎えた。
だが、世の中はコロナウィルス一色で、お花見気分にはなれず、淋しい春だ。

さて、連載記事を書かせていただいているディノスさんのガーデニングサイト、
「dinos ガーデンスタイリング」に、また新しい記事が公開になった。

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今回はこの季節を代表するガーデン花のチューリップについて書いてみた。
桜とチューリップは、春本番を祝うように咲く花の2大筆頭花と思う。


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我が家のガーデンでも、これまでに多くのチューリップを育ててきた。
今回は、ガーデンで咲くチューリップのある風景と、
実際に育ててみて良かったチューリップの品種を紹介している。

   ※ 第79回目の記事は、こちら → 『チューリップが咲く風景と、育ててみて良かったおススメのチューリップ』


今回は、これまでに撮り貯めたたくさんのチューリップの写真の中から
自分自身で特に気に入っているカットをたくさん紹介させてもらっている。
おススメの品種紹介というだけでなく、チューリップの花を被写体として
写真に収めるという視点でも、参考にしていただけるのではないかと思っている。

自分自身にとっても、改めてチューリップの花の美しさを再認識できた
良い機会であったと思っている。
興味のある方は、是非ディノスさんのサイトをご覧いただければと思う。



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  1. 2020/04/02(木) 09:23:36|
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吉野ガーデンサポート2020

※ この記事は、2020年3月28日のバックデート記事です。


数年前、我が家の庭がNHKさんの取材を受け、その放送をご覧になられたマダムからご連絡をいただき、
その方の庭をバラの庭にするのを手伝って欲しいと依頼を受け、お手伝いをするようになって丸3年が過ぎた。
以前は年に数回、吉野までうかがって一緒に作業をしながら、バラの育て方を教えたりしていたのだが、
ここ1年くらい、マダムからの連絡がないまま時間が過ぎていた。
どうされているのか気になっていたが、将来的にはご自身でメンテナンスしていけるようにと、お手伝いしていたので
その後もご自身でメンテナンスをされているものと思っていたのだが、
少し前に連絡があって、しばらく体調をくずされていたことをお聞きした。
今年のバラシーズンを目前にして、まだつるバラの誘引作業もしていないということだったので、
急遽、吉野に向かうことになった。

これまでもマダムの了承を得て作業のビフォー&アフターの写真を撮って、その記録をこのブログに残していたので、
今回も作業の前後の様子を記録として残しておくことにした。

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うかがったのは3月28日。
例年より暖冬であったこともあり、既にバラの葉はかなり展開していた。
住宅の前面(ファサード)に何本ものつるバラを誘引しているのだが、どれもかなり大きくなっていて、
昨年の花後に伸びたと思しきシュートも伸び放題だった。


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ファサードを斜めから見たところ。
一番手前、画面左側、メッシュメンスの下に地植えしているのが、このお宅のメインローズという位置づけの
ピエール・ド・ロンサール。
太いシュートが天を衝くように伸びている。


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敷地のコーナー部分。
角の左半分は、住宅の北側になる、少し日当たりの悪い壁面にもつるバラを誘引している。
メッシュフェンスおコーナー部分に植えているのは、日陰にも強いニュー・ドーン。


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こちらは、北側の隣地(駐車場)から見たところ。
手前の低いメッシュフェンスには、ニュー・ドーンに続き、マニントン・マウブ・ランブラーを植えている。
周りからよく見える北側のフェンスも緑化したいというマダムからの要望があり、
日陰でも咲いてくれるであろう品種ということで、このマニントン・マウブ・ランブラーを植栽した。
その奥の建物壁面には、一季咲きの群星を誘引している。
見る限りは、どちらも旺盛に生育しているように見える。


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建物ファサード(正面)側に戻って、玄関アプローチから、メインのバラの壁面を見る。
手前のメッシュフェンスには、右から、ヴァエリガータ・ディ・ボローニャ、春風、ピエール・ド・ロンサールを
誘引している。
後方の建物壁面には、レーヌ・ドゥ・ヴィオレット、そしてもう一本のピエール・ド・ロンサールを誘引している。


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こちらは、玄関横のスペース。
以前はなかった、黒い棒を組んで自作されたパーゴラに、2本のつるバラが誘引されている。
左側が、レーヌ・ドゥ・ヴィオレット、右側が、近くにある大和バラ園さんで購入したオリジナル品種のつるバラだ。


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こcjひらあ、玄関アプローチ右側のメッシュフェンス。
ここにもつるバラを誘引している。
葉の小さいのは宇部小町。
初期生育が遅く、以前はかなり小さかったが、ずいぶん大きく育っている。


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更に引いてもう一枚。
メッシュフェンスには、宇部小町に続いて、コーネリアを誘引しているのだが、
このコーネリアもずいぶん調子を上げている。


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こちらは、駐車場横の花壇。
以前から、ここにはキンモクセイの大木があったのだが、それを刈り込んで出来たスペースに
バラを植えたいということで、昨年、ここに木立性バラを4株植栽した。
キンモクセイの根が張っていて、普通に植えるとバラの根が凌駕されてしまう恐れがあったので、
テラコッタ鉢の底を抜いて、植え込んでいる。
植えた品種も剛健種のフランス・デルバール社のバラを選んでいる。
その甲斐あってか、植え付けて1年ほど経っているが、順調に育っているように見える。

ここまでが作業前のビフォー写真だ。
ここから作業を開始して、途中、雨にも見舞われたが、何とか夕方までに作業を終えることができた
見て分かるように、かなり葉も展開していて、既に花芽もついているので、
絡んだ枝を無理に引っ張ると花芽を落としてしまうので、慎重に作業を行った。
それでも多少は花芽が落ちてしまうのは、止むを得ない。
本当はすべての枝の誘引を解いて、不要枝の見極め、剪定をしてから、新たに誘引し直したかったのだが、
今年は無理なので、可能な限り不要枝を除去して、新しく伸びた、暴れているシュートを倒して誘引する
といった感じででの応急処置となった。

雨の中の作業だったので、作業途中の写真はなく、いきなり作業終わりの様子、アフターの写真になるのだが、
その様子を記録にとどめておく。

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こちらが、作業終了後のファサード。
かなり葉が展開していて、枝の流れは分かりにくいが、それなりにはなっているのではないだろうか?(汗)
自画自賛ではないが(汗)、誘引を解いて仕立て直したみたいに見える。


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ファサードを斜め横から見たところ。
この写真を見ても分かるが、既にかなり葉が展開していて、ワサワサの状態だ。


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敷地北西の角部分。
かなり暴れていたピエールとニュー・ドーンを抑え込み込み、低いメッシュフェンスに何とか誘引した。


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建物北側正面から見たところ。
手前の低いフェンスに誘引したマニントン・マウブ・ランブラーの一番長いシュートは、
反対側の春風辺りにまで伸びていたのを、何とかほどき、こちら側に誘引し直した。
長さは3m以上はあると思う。


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手前のメッシュフェンスのマニントンの奥、建物外壁に誘引しているのが、群星。
群生もとても小さい株だったが、ずいぶん大きく成長している。
京北バラ園でも群星があるが、このバラはふわっと咲かせるのが良いので、あまりガッチリ留めず、
ラフな感じで壁面に誘引している。


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こちらは、建物の玄関アプローチから見たファサードのバラの壁面。
メッシュフェンスのボローニャ、続いて春風はともに好調。
春風は、かなり大きくなっているので、建物に立てかけた斜めのフェンスにも誘引している。
後列の建物側に植えているレーヌ・ドゥ・ヴィオレットは、オーナー自作のパーゴラにふわりと誘引した。


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こちらが、その自作パーゴラの詳細。
左側のレーヌ、右側に大和バラ園のオリジナル品種のつるバラを誘引している。


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アングルを変えてもう一枚。
ここの仕立て方は、昨年とずいぶん変わっている。
今年はどんな風に咲くのか楽しみなエリアだ。


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玄関アプローチ正面。
将来的には、この玄関の階段部分にアーチを設置するなど、まだまだ魅力化できる部分はあると思う。


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玄関向かって右側の低いメッシュフェンス。
ここには、手前に宇部小町ときう小花のつるバラを植えている。
宇部小町は、他の家で植えている事例でになかなか大きくなってくれないのだが、
ここではずいぶん大きく育っていて、今年の咲きっぷりが楽しみである。


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低いフェンスの右側には、コーネリアを誘引している。
このコーネリアも昨年から見違えるように大きくなっている。


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そのメッシュフェンスを内側から見るとこんな感じ。
フェンス全域を覆い尽くしている。


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コーネリアh、長いシュートを何本も出していたので、
低いメッシュフェンスに納まりきらない部分は、
雨樋を使って上に持ち上げた。


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反対側から見たところ。
将来的には、この倉庫のドアの上部を伝って、
ドアの右側の壁面で咲かせたいとオーナーは考えているので、
枝を切らずに、長いまま誘引している。


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こちらは、駐車場脇のキンモクセイのある花壇。
テラコッタ鉢を使って植え込んだ4本の木立性バラは順調で、不要枝を剪定しておいた。
あまり短く刈り込まず、高い位置で咲かせたいと思っている。


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こちらは、オーナーの住宅の隣の土地。
オーナーの娘さんが、隣の古民家で民泊を運営されていて、ここはそのガーデンになっている。
将来的には、ここにもバラを植えたいとオーナーはおっしゃっていた。
まだまだ広いスペースがあって、羨ましい限りだ。


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その一部に、調子を崩して養生中のつるバラ、バレリーナがいる。
まだまだ本調子ではないが、徐々に回復しているように思う。

4月も掛かりの時期になってのつるバラの誘引作業で心配していたが、何とか形にはなった。
今年もマダムの庭をバラの花が美しく彩ってくれることを願っている。


以上が、今回の作業記録だが、ついでにここでの3年間の変化を、時系列を追って見てみようと思う。

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こちらが、一年目。
2017年4月。
バラの開花直前になって長尺苗のつるバラを何とか植えたところだ。
今と比べると、かなり寂しい状態。


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そして、こちらが2年目を過ぎての誘引時期の様子。
2019年1月。
地植えしたこともあって、ずいぶん大きくなっている。
実は、こちらのお宅、地面に建物建設時のガラが埋まっていて、土が悪かった。
土が固く、地盤改良もうまくいかなかったので、テラコッタ鉢の底を抜いて、レイズドベッド状にして植え付けている。
それが奏功したのか分からないが、順調に生育していると思う。


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そshて、こちらが今年、2020年4月。
ずいぶん葉が展開してしまっているので、単純に比較できないが、昨年より確実に大きくなっていると思う。

自分の家の庭や京北バラ園でもそうだが、難しいのはここから。
一応、バラは3年である程度育成してくれるのだが、それ以降もどんどん大きくなっていく。
限られたスペースに如何に納めて、美しい風景を維持していくか、吉野でも来年以降はその課題に向き合うことになるだろう。


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  1. 2020/04/02(木) 09:23:14|
  2. 吉野・K邸ガーデンPJ
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プロフィール

ひで

Author:ひで
本業は、街づくりコンサルタント。
一級建築士。
一級造園施工管理技士。

そんな僕が、自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。
それは、「植物の持つデザイン性」と「無限の可能性」。

都市部の住宅地の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫によって『風景をデザインできる』、ということ。

そして次第に考えるようになった。
「個々の庭を変えることで、まちの風景をデザインし、新しい街並みを創造出来るはず」と。

庭を変え、まちの風景を変え、住まう人の暮らしに彩りを添える。

『まちの風景をデザインし、暮らしの風景をデザインする。』
これが、次なる僕の人生の目標、ライフワークとなった。

庭を変えていくことで、人生も変えてゆく。
Change My Garden , Change My Life.
『進化する庭、変わる庭』をテーマに綴る、僕のGarden Photo blog。

2017年7月~
庭創り5年を機に、新たな気持ちで始まるセカンド・シーズン。

※※※※※※※※※※※※※※※

2018年5月、世界的ガーデンデザイナー、石原和幸氏のイギリス・チェルシーフラワーショーでのコンテストガーデン出展のサポートスタッフとして参加。石原氏は、通算10個目のゴールドメダル受賞に加え、アーティザンガーデン部門でのベストガーデン賞受賞というW受賞を達成された。
世界最高峰のガーデンショー、チェルシーフラワーショーでの庭造りを通して世界のレベルを実感した。

それ以外の活動として、現在、個人邸の庭のデザイン監修の仕事の依頼を受け、奈良県吉野町、広陵町にて、バラの庭造りおよび栽培指導に携わっている。

大きな庭としては、地元の中核病院の『ヒーリング・ガーデン』を創るボランティア活動に、デザイン・ディレクターとして参加。

また、京都市右京区の京北町の田園地域に、『里山風景に馴染む香りの和趣庭園』をコンセプトとするバラ園をプロデュース。
2020年開催の東京オリンピックに向けて、海外から熱い注目を浴びる里山風景に調和した和のバラ園のつくるべく、仲間とともに奮闘中。

地元・奈良では、世界遺産にも登録されている南都・六宗のひとつ、唐招提寺の境内にて、開祖・鑑真和上ゆかりの薬草園を再興するプロジェクトに、ガーデンデザイナーとして参加、実施に向けて活動中。

※※※※※※※※※※※※※※※

【ガーデンコンテスト受賞歴】

●日本園芸協会 
JGS全国ガーデニングコンテスト
2017年 シルバーメダル受賞
2016年 ゴールドメダル受賞
2015年 シルバーメダル受賞
2014年 シルバーメダル受賞

●主婦の友社『園芸ガイド』 
ガーデニングコンテスト
2014年 準グランプリ受賞

●NHK『趣味の園芸』
通巻500号記念
ガーデニングコンテスト
2014年 審査員賞(富山昌克賞)受賞

●環境省
「みどり香るまちづくり」企画コンテスト
2018年 第13回 におい・かおり環境協会賞受賞(第2席)
(唐招提寺「香りの薬草園」鑑真和上 才花苑/唐招提寺・薬草園PJ)

2017年 第12回 日本植木協会賞受賞(第4席)
(癒しの森・香るヒーリングガーデン/平和会吉田病院PJ)

2016年 第11回 入賞
(京北・香りの里 六ヶ畔 花簾庭/京北ローズガーデンPJ)

●日本花の会 
全国花のまちづくりコンクール
2017年 団体部門 入選
(吉田病院・癒しの庭)
2017年 個人部門 入選
2015年 個人部門 若葉賞受賞

●NHK『趣味の園芸』
寄せ植えコンテスト
2016年 一般部門 優秀賞受賞

●コメリドットコム 
ガーデニングコンテスト
2014年 ハイポネックス咲かせま賞受賞

●富山花卉球根農業協同組合 
チューリップガーデニングコンテスト
2015年 ベストカラー賞受賞

●北山ナーセリー 
ガーデンコンテスト
2015年 ウェルカムガーデン部門優秀賞受賞

※※※※※※※※※※※※※※※

【ガーデンフォトコン受賞歴】

●ガーデンダイアリー
トワイライトガーデンフォトコンテスト
2018年冬 金賞受賞

●京成バラ園 
ローズガーデンフォトコンテスト
2015年春 優秀賞受賞

フォトコンテスト
「ドイチェ・ローゼン」を撮ろう!
2013年秋 入賞

●京阪園芸ガーデナーズ 
寄せ植えフォトコンテスト
2016年秋 Hanako賞受賞

バラ・お庭のフォトコンテスト
2016年秋 お庭部門 
おさはち賞受賞

2016年秋 バラの表情部門 
てんちょう賞受賞

2015年夏 バラの表情部門 
おさはち賞受賞

2014年秋 バラのある庭部門 
おさはち賞受賞

2014年秋 バラの表情部門 
おさはち賞受賞

2014年春 バラのある庭部門 
おさはち賞受賞

2013年秋 バラのある庭部門 
てんちょう賞受賞

●ガーデナーズジャパン 
ガーデナーズフォトコンテスト
2014年 プロカメラマン賞受賞

●ユニソン フォトコンテスト
2018年 パブリック部門 部門別優秀賞(シルバーメダル)受賞
(京北・香りの里 六ヶ畔 花簾庭/京北ローズガーデンPJ)

●タカショー 
2016年 第7回光の施工例コンテスト
入賞

●日本興業 ガーデン&エクステリア 
フォトコンテスト
2014年 一般部門 最優秀賞受賞

●富山花卉球根農業協同組合 
春のチューリプフォトコンテスト
2017年 一般応募部門 
準グランプリ受賞
2016年 入賞

※※※※※※※※※※※※※※※

【雑誌掲載】

●『My GARDEN』
(マルモ出版)
2018年春号 Vol.86

●『ガーデンダイアリー』
(主婦の友社刊、八月社編)
2020年春号 Vol.13
(“京北・香りの里 六ヶ畔・花簾庭”)
2017年秋号 Vol.8
2016年秋号 Vol.6
2015年秋号 Vol.4

●『Garden & Garden』
(エフジー武蔵)
2020年夏号 Vol.73

●『園芸ガイド』
(主婦の友社)
2016年春号
2015年冬号

●ガーデン&プランツ
(日本園芸協会)
No.175(2017年冬号)
No.171(2016年冬号)
No.167(2015年冬号)
No.163(2014年冬号)

●『Gardeners通信』
(京阪園芸)
2016年春 Vol.9

●『はじめての小さな庭』
(学研、監修:杉井詩織)

●『naranto(奈良人)』
(エヌ・アイ・プランニング)
2014年夏号

●園芸WEBマガジン アイリスガーデニングドットコム
『素敵なお庭紹介』
♯108 色とりどりのバラで「想い」を描く庭

※※※※※※※※※※※※※※※

【新聞掲載】

2016年5月28日 読売新聞
2016年5月27日 朝日新聞
2016年5月26日 産經新聞
2016年5月21日 奈良新聞

※※※※※※※※※※※※※※※

【テレビ放送】

2017年5月19日 NHK大阪放送局『ぐるっと関西おひるまえ』
2017年5月17日 NHK奈良放送局『ならなび』
2016年5月27日 NHK大阪放送局『ぐるっと関西おひるまえ』
2016年5月25日 NHK奈良放送局『ならナビ』

※※※※※※※※※※※※※※※

【企業コラボレーション】

●大手通信販売ディノス・セシール
『dinos ガーデンスタイリング』にて、ブログ記事連載中!

●園芸メーカー・アタリヤ農園
チューリップ球根パッケージ用写真提供

※※※※※※※※※※※※※※※

【お問い合わせ・ご連絡はこちら】

hidenori.iba0502@gmail.com

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