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Change My Garden / Change My Life

『進化する庭 ・変わる庭』 風景をデザインし、庭から街の景色を創造する。庭を変え、人生を変える僕のGarden Photo blog

ネットでオープンガーデン、京北バラ園(六ヶ畔・花簾庭)2020 ~前編(前年との比較)~

※ こちらの記事は、2020年6月24日に、「dinos ガーデンスタイリング」に掲載したものです。


新型コロナウィルス禍により一変してしまった生活。
特に、全国に非常事態宣言が発令されたのが、4月~5月にかけてのバラシーズンにピタリと
合ってしまい、バラを見に出かけたり、友人宅の庭を見に行ったりもできなくなり、
今年は何とも残念なシーズンでした。

さて、少し前の記事で、【Stay Home】企画として、「ネットでオープンガーデン」と称し、
自宅ガーデンと、僕がデザインさせてもらった京都市の里山風景の中に作ったバラ園、
「京北・香りの里/六ヶ畔・花簾庭」(通称:京北バラ園)の昨年2019年の様子を紹介しました。
記事を書いた時点では、自宅ガーデンも京北バラ園も、まだバラの花が開花していなかったため、
前年の2019年に撮影した写真を使っての紹介でした。
でも、はやり今年2020年の様子も、是非、見ていただきたいということで、
前回記事で、「ネットでオープンガーデン、自宅ガーデン2020」というタイトルで、
自宅ガーデンの様子をレポートさせていただきました。
今回はその続編、「京北バラ園2020」の様子をご紹介したいと思います。

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  ※ 京北バラ園については、こちらのdinos ガーデンスタイリングでバラ園が出来るまでの経緯を書いています。
   ご興味のある方は、バックナンバーをご覧下さい。

      ・京北バラ園ができるまで 〜の3年間の軌跡(前編)〜 は、こちら → 

      ・京北バラ園ができるまで 〜の3年間の軌跡(後編)〜 は、こちら → 

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『京北バラ園・花簾庭』は、今年3月発売のガーデン雑誌『Garden Daiary』(Vol.13、2020年春号)
および6月17日に発売になったばかりのガーデン雑誌『My GARDEN』(Vol.95、2020年夏号)でも
採り上げていただき、ご存知の方もおられるかと思います。
この京北バラ園は、公共施設でもなく、また入場料をとって見学していただく営利目的の庭でもなく、
一個人がオーナーのガーデンです。
ですので、このバラ園のホームページなどもなく、どのようにすれば見学できるのか、
これまであまり情報を出してきませんでした。
今回、ガーデン雑誌さんに採り上げていただき、ようやく公にお披露目できると思っていた矢先の
新型コロナウィルス禍で、この春に予定していたオープンガーデンも中止せざるをえなくなりました。
ところが、5月末に非常事態宣言も解除されたことを受け、バラ園のオーナーの意向もあって、
6月上旬~、急遽、見学希望者の方々に無料で公開させていただく運びとなりました。
冷涼な気候の京北では、バラの開花時期(見頃)が6月上旬~中旬だということも幸運で、
ちょうどベストなタイミングで皆さんに見ていただくことができました。
また、バラの最盛期に地元のNHK京都放送局さんが取材にお越しになり、
6/8(月)夕方のニュース番組『京いちにち、ニュース630』の中で紹介していただいたこともあり、
それ以降、1週間あまりの期間で、2,000名近い方がバラ園を見学におみえになりました。
今年は、春のバラシーズンは終わってしまいましたが、また来春、オープンガーデンを開催する予定
ですので、是非、皆様方には、京北の里山風景の中のバラ園にお立ち寄りいただけましたら幸いです。
今回、見に来れなかった方々のために、今回、「ネットでオープンガーデン、京北バラ園2020」と
称して、今年の様子をレポートしたいと思います。
とてもたくさんの写真を撮影しておりまして、なるべくいろんな角度から、
京北バラ園の魅力をお伝えしたいので、前編・後編の2回に分けてレポートさせていただきます。

第1回めの「前編」では、昨年2019年との比較をしながら、今年2020年の風景をご覧いただきます。
この京北バラ園のプロジェクトは、2016年1月~企画・構想がスタートし、
実際に苗を植えたのが、工事の関係もあって、バラの開花直前の翌年2017年の4月。
今年2020年は、バラの苗を植えて3年目にあたります。
「バラは植えて3年は我慢して育てよ」と、僕が教わったバラの師匠からも言われていましたが、
今年はその3年目を迎え、植えたバラ本来の力が発揮された年になりました。
では、その様子をシーンごとに昨年2019年の風景と見比べながらご案内いたします。

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こちらは、【昨年2019年6月】のバラ園全景。
上述の2誌のガーデン雑誌に掲載された写真は、この昨年2019年に撮影したものです。
ほとんどのバラは植え付けしてから丸2年が経ち、順調に育っています。
左側の三角屋根形状のオリジナルデザインの大型アーチに誘引したつるバラは、
まだほとんどがアーチの頂点にまで到達していない状態です。
一番奥に、つるバラ「群星・群舞」を使って枝垂れ咲く、「バラの滝」ゾーンが見えています。


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こちらは、【今年2020年6月】の様子。
画面右側に広がる色鮮やかなシュラブ樹形のバラは、イングリッシュローズ。
一見すると、特に変化がないように見えますが、昨年より一回りボリュームアップして咲いています。
冬剪定(降雪のある京北では毎年3月初旬に行っています。)では、あまり切り詰めないよう配慮し、
イングリッシュローズの色鮮やかな花色の花が、幾重にも重なりあい、
こんもりと自然樹形で咲くよう意識しています。


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こちらは、鳥居型のエントランスゲートを入って正面にまず見えてくる風景。
【昨年2109年6月】の様子です。
向かって左側の湾曲する園路と、右側の焼き締めレンガを敷き詰めた直線の園路に挟まれた花壇の奥に、
家のように見える建物があります。
実は、これはパーゴラ。
つるバラを壁面や屋根面に誘引するための構造物です。
もともと田んぼだったため、起伏のないフラットな敷地だったので、単にバラを地植えするだけでは
「圃場」のようになってしまうということで、立体的にバラを咲かせるためにこのパーゴラを設計しました。
パーゴラというと、一般的にはフジ棚のような平坦な形をしていますが、
ここ京北バラ園では「里山風景に調和する和の趣きのバラ園」というコンセプトを掲げましたので、
さらに奥に見える切妻屋根の日本家屋と同じ形状の切妻屋根型のパーゴラをデザインしています。
また、画面手前両サイドに広がるイングリッシュローズゾーンの株元には、
ブルーのサルビアを植え付け、園路際には芝生を敷き込んでいます。
バラにはない青い色を「差し色」とすることで、鮮やかなイングリッシュローズの花色を
より一層引き立てています。
ブルーサルビアは植えて2年目で、かなり大きく茂り、とても印象的な風景を作り出しました。
ただ、このバラ園には自動潅水装置がないため、昨年夏の酷暑でサルビアが枯れてしまい、
この春(2020年3月)に、小さな苗から植え直すことになってしまいました。


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こちらは、ほぼ同じ位置から撮影した【今年2020年6月】の風景。
3月に苗から植えたばかりのブルーサルビアは、昨年ほどには茂らず、ブルーの花もあまり目立ちませんでした。
ただ、バラは一回り大きくなり、花つきもボリューム感も、昨年より格段に良くなっています。
このように、毎年定点観測して写真を撮っておくと、反省点と良かった点が良く分かります。


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こちらも、エントランスゲートを入ってすぐのイングリッシュローズ・ゾーン。
撮影時期は、【昨年2019年6月】。
この写真でも、大きく繁茂したブルーサルビアがとても良い仕事をしてくれています。
爽やかなブルーの花があちこちに塊となって咲き、花壇にリズムを作っています。
右側の木製フェンスの向こう側は、駐車場。
京北では、冬季の鹿による植物への食害があるため、バラ園の周囲を何らかの柵で囲っています。
その獣害対策で設けた木製の格子塀には平瓦を載せて、和風感を演出しています。
木格子塀のさらに向こう、遠くには美しい京北の山並みが見えています。


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こちらもほぼ同じ位置からの撮影で、【今年2020年6月】。
バラの株元に植えたブルーサルビアのボリュームがなく、少し残念な感じです。
シュラブ樹形のバラ(イングリッシュローズ)は、剪定高さを低くしすぎず、
ある程度の高さで、「群」なって咲くように仕立てています。
今年は、黄色、アプリコット系のイングリッシュローズが良く咲いていました。


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こちらは、湾曲する園路から、バラ園奥の方を望んだアングル。
撮影は【昨年2019年6月】。
園路の脇に植えられたブルーサルビアがリズミカルに並び、奥へ奥へと誘うように咲いています。


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こちらは、【今年2020年6月】の様子。
全く同じアングルで撮った写真が見当たらなかったので、ひとつ上の写真とは少し異なりますが、
湾曲する園路際で咲くイングリッシュローズの様子が良く分かると思います。
ピンクのイングリッシュローズが旺盛に美しい花を咲かせています。
ここには、手前から、クィーンオブスゥエーデン、プリンセスアレキサンドラオブケント、
ロイヤルジュビリー、ジュビリーセレブレーションなど、王室にちなんだバラを集めています。


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少しアングルを変えてもう一枚。
こちらは、【昨年2019年6月】。
何と言っても、園路の両側に配されたブルーサルビアがとても印象的です。
この京北バラ園では、バラの他には、数種類の高木(エゴ、アオダモ、モミジ、ウメなど)のほか、
香り植物(リキュウバイ、ライラックなど)と低木(アジサイ、ユキヤナギ、セアノサス)
などを植栽していますが、宿根草は、このブルーのサルビアひとつに限定しています。
バラ園の予算の関係もあるのですが、一種類に絞り込んだおかげで、潔い風景になり、
バラを引き立てる役目を果たしていると思っています。


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こちらは、【今年2020年6月】の様子。
園路手前では、ブルーのサルビアが見えない代わりに、モリニュー、ポートサンライト、パットオースチンなど、
黄色やアプリコット系のイングリッシュローズが美しく咲き乱れていました。
また奥に目を転じると、全体的な花のボリュームが増しいているのが分かります。


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こちらは、【昨年2019年6月】。
イングリッシュローズ・ゾーンから、鳥居型のエントランスゲート方向を振り返って見ています。
右手前の赤いバラは、ダーシーバッセッル。
その左側に少し土の面が見えています。
バラとバラの株間が広く、部分的に土が露出して見えていました。
しかしながら、旺盛に茂ったブルーのサルビアと「補色対比」の位置にある、黄色・アプリコット系の
イングリッシュローズとのコントラストが美しく映えています。


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こちらは、【今年2020年6月】。
イングリッシュローズ・ゾーンのバラはボリュームがアップし、ほとんど土が見えなくなりました。
黄色・オレンジ系のバラ、パットオースチンやポートサンライト、モリュニューが旺盛に咲ているのに、
ブルーのサルビアはまだ小さく、ほとんど見えないという状態。
来年は、バラもサルビアも旺盛に咲いてくれると、双方が引き立てあって、風景として完成すると思います。


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こちらは、湾曲する園路を奥の方から鳥居型のエントランスゲート方向に向かって撮影したアングル。
時期は、【昨年2019年6月】。
画面手前右側には、オールドローズのマリードブロア、カトルセゾンブランムソーなどが大きく茂り、
岩を乗り越えて流れる水「瀬」をバラの花で表現しています。
園路がゆっくりと右方向へ回り込みながら、イングリッシュローズゾーンの中を抜けて、
エントランスゲートへと繋がります。
このなだらかに曲がる道の風景、シークエンス(流れ・つながり)が、特に気に入っています。


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ほぼ同じ場所から、【今年2020年6月】の様子。
バラは格段にボリュームアップしていて、まさに、右方向から水が流れ込むように見えています。
左奥の駐車場との界壁(木格子塀)に誘引したつるバラも、立体的な風景を形作る大きな役割を果たしています。


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その木格子塀の部分。
こちらの写真は、【昨年2019年6月】に撮影したものです。
手前で咲くピンクの花は、ハーロウカー、シスターエリザベスなどのイングリッシュローズです。
木格子塀には、イングリッシュローズのつるバラ(モーヴァンヒル、ゴールデンセレブレーション、
スノーグース、テスオブダーバービルズ)の他、鮮やかなオレンジ色のサンセットグロウも配置しています。


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少しアングルは違いますが、こちらが【今年2020年6月】の木格子塀付近の様子。
この木格子塀は裏側(駐車場側)が南で、つるバラを誘引している側は北側になります。
その関係で、これまで少し生育が遅かったですが、今年は、ほぼ壁面を覆うように咲いてくれました。


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木格子塀のところから、今度は北側方向、バラ園の最奥方向へ振り返ります。
写真は、【昨年2019年6月】。
画面左手に、エントランスゲートからつながる八連のアーチ、そしてその奥正面に
つるバラ「群星・群舞」を使ったバラの滝が、幅・約30mに渡って、水が流れ落ちるように咲いています。
このバラ園は、田んぼ一枚分の広さ(約1000㎡、約300坪)があり、一部アーチや家形のパーゴラといった構造物を
配置していますが、それ以外はフラットな敷地の中に、約250品種、約300株のバラを植栽しています。
このあたりからだとバラ園の全景を一望でき、幾重にも重なったバラがまさに「バラの海」のように見えます。


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こちらは、【今年2020年6月】。
昨年より格段に花数が増えているのが、この2枚の写真を比較してみるとよく分かります。
バラ園オーナーが所有する棚田4枚分のうち、一番下に位置する国道に面した一枚分をバラ園にしています。
谷筋に位置するこの棚田は、山から吹き下ろす風が吹き抜け、特に、気温が上がる前の朝一番には、
バラの芳香がバラ園中に立ち込めます。
また、正面奥のつるバラ「群星・群舞」でつくる「バラの滝」のさらに奥には、
隣接する茅葺屋根の古民家が借景になり、いかにも「里山風景の中のバラ園」といった風情を感じていただけます。


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こちらは、【昨年2019年6月】に撮影した一枚。
バラ園西側の八連アーチから、バラ園中央のオールドローズゾーン方向を見たアングルです。
前述のガーデン雑誌『My GARDEN』vol.95(2020年夏号)の巻頭ページを飾った一枚目の写真が、こちら。
ある意味、この京北バラ園を代表する一枚と言っても良いかと思います。
左奥に、このバラ園の代名詞、つるバラ「群星・群舞」でつくる「バラの滝」が見え、
中央には、芝生敷きのなかに、自然樹形のオールドローズを配置しています。
オールドローズは、香りを重視して品種選定を行っています。
日本庭園のような石組みを乗り越えるように誘引したオールドローズは、
近くを流れる清流・桂川の川面にある岩を乗り越える水の流れ「瀬」を表現しています。
奥に見える家形パーゴラは切妻屋根型とし、里山風景に調和する日本家屋のようにデザインしています。
唯一気になるのが、正面奥、スギの木が植林された隣接地の一部が倒木していることです。
これは2018年、京北地方を襲った大型台風により倒木したものです。
以前は、美しいスギの森が一面に借景として見えていたのが途切れてしまい、少し残念です。


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こちらは、【今年2020年6月】に同じほぼ位置から撮影した一枚です。
オールドローズも順調に育ってくれていますが、一部、生育が遅れていた品種を支柱を使って
上に持ち上げて咲かせている部分がありますが、順調に育成すれば、今後は他のオールドローズと同様に、
自然樹形でなるべく低い位置で咲かせたいと考えています。
この辺りはバラの株間を広く取っているため、スペース的に横に広げた方が風景として美しく見えるのと、
後方の「群星・群舞」による「バラの滝」に被らないように、なるべく低く咲かせたいと考えています。


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ここからは、このバラ園の一番の見せ場、バラ園奥の棚田の段差を活かして作った、
つるバラ「群星・群舞」による「バラの滝」ゾーンです。
写真は、【昨年2019年6月】に撮影したものです。
元々の棚田の段差は約50センチ程度だったのですが、少しブロックを積み上げて、約1mの段差をつくりました。
その段差の上の段に、一季咲きのつるバラ「群星・群舞」をランダムに混植しています。
群星・群舞はモッコウバラなどと同じく、枝を下垂させても咲く性質があるため、
枝を段差の手前に引っ張る誘引を行い、まさに「枝垂れ咲く風景」を作っています。
手前のオールドローズゾーンでも、石組みの奥に植えたつるバラを岩の手前に引っ張るような誘引を行い、
岩を乗り越える「瀬」を表現しています。


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こちらは、【今年2020年6月】の様子。
昨年も見事なまでに咲き誇ってくれた群星・群舞の「バラの滝」は、昨年以上に見事な風景をつくってくれました。
現地のスタッフの皆さんが、毎年、この枝垂れ咲くように誘引する作業を行ってくださっています。
試行錯誤をしながら、年々花数も増え、美しい風景が出来上がっています。
「バラの滝」の奥には、隣接する茅葺屋根の古民家が「借景」となって、とても風情のある風景になっています。


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「バラの滝」ゾーンに寄ってみます。
こちらは、【昨年2019年6月】の様子。
棚田の段差を増幅させて作った「バラの滝」ですが、バラの滝に沿って園路をつくっているため、
ここを通行する人がバラのトゲで怪我をしないようにという配慮も込めて、
トゲのないバラ「群星・群舞」をセレクトしています。


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こちらは、【今年2020年6月】の様子。
昨年でも十分美しい風景が出来上がったと喜んでいたのですが、今年はさらにそれを超える美しさです。
花のボリュームが格段にあがり、まさしく堰を流れ落ちる水が水しぶきを上げているように見えます。
このつるバラ「群星・群舞」を使って「バラの滝」をつくろうと考えた経緯も少しお話しておきます。
バラ園を設計させていただけるという話があった時、計画地付近をいろいろ歩き回って、
バラ園のどのような方向でデザインすべきか、模索しました。
京北の美しい山並みと、京都市内まで流れ込む清流・桂川、そして里山風景の中に点在する古民家の集落。
全国各地にある洋風のバラ園ではなく、「日本の原風景」とも呼べる美しい風景に調和する「和の趣き」のバラ園を
作ってみたいと思いました。
ただ、前述のように計画地は平坦な田んぼ(耕作放棄地)だったため、単にバラを植えるだけでは
「圃場」のようになってしまう、という危機感がありました。
そんな中、そういったこのバラ園のすぐ横を流れる桂川に、地元の景勝地「六ヶ堰」という、
下流域に水を分配するための堰があると聞いたのでその現場を見に行きました。
その「堰を流れ落ちる水の流れ」を見て、バラの花を使って「水の流れ」を表現したいと、思いついたのです。
水が流れ落ちる様を「水簾(すいれん)」と言いますが、そこから着想を得て、
このバラ園の名称を、「六ヶ畔・花簾庭(ろっかはん・かれんてい)」と名付けました。
「景勝地・六ヶ堰の畔(ほとり)にある、花を水に見立てて風景をつくるバラ園」という意味です。


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こちらは、道路を隔てた向かい側にバラ園オーナーが所有する小山の上からバラ園全景を見たアングル。
撮影は、【昨年2019年6月】。
このように上から見下ろすと、全体の広さが分かると思います。
田んぼ一枚分、約1000㎡(約300坪)の広さです。
一般家庭の庭と比べるととても大きなスペースですが、公共の公園や入場料を払って見学するバラ園と比べると
本当に小さなガーデンです。
ですが、このスケール感がちょうど心地よくて、様々なシーンを順に見て回りながら、
バラ園全景も一望することもできます。
園内には交差する2本の園路が敷かれ、画面手前に八連のアーチ、奥に家形パーゴラ、
左に棚田の段差を活用した「バラの滝」、右側に駐車場、そして国道162号線。
さらに、その右に清流・桂川がゆったりと流れています。


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こちらが最後の写真、【今年2020年6月】のバラ園全景です。
画面手前に見える八連の大型アーチに誘引したつるバラも、
その多くがアーチ頂点近くにまでツルを伸ばしました。
きっと来年2021年は、もっと素晴らしい、もっと美しい風景を見せてくれることでしょう。
今から楽しみです。


如何でしたでしょうか?
今年2020年の「京北・香りの里/六ヶ畔・花簾庭」(通称:京北バラ園)。
新型コロナウィルスの感染予防のため、非常事態宣言がだされ、一旦は公開中止を決めていたのですが、
バラの開花直前に非常事態宣言が解除されたため、急遽、感染予防対策を実施の上、無料公開されました。
残念ながら、今年見に来れなかったという方は、是非、来年春にお越しいただけたらと思います。
今秋10月中旬頃、秋バラのシーズンにオープンガーデンを開催する予定ですが、
京北バラ園は、「バラの滝」を構成する群星・群舞ほか、香りのオールドローズなど、
春にしか咲かない一季咲き品種が多いため、秋は、春のような美しい風景は見ることができません。
是非、また来年春にお立ち寄りいただけましたら幸いです。


次回は、『ネットでオープンガーデン、京北バラ園(六ヶ畔・花簾庭)2020 ~後編(京北バラ園の見どころ)~』
と称して、今年2020年春の様子をさらに詳しくレポートしたいと思っています。
乞うご期待ください。

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【 京北・香りの里 六ヶ畔・花簾庭(京北バラ園)について 】

   住所:京都市右京区京北比賀江町烏谷口(からすたにくち)
        (京北町にある皇室ゆかりの御寺・常照皇寺に向かう国道477号線の左側にあります。)

   開園時期:毎年5月中旬~6月中旬頃の土日、10:00~16:00、
          秋バラのシーズンの開園日程は未定

          ※ 個人の私庭につき、開園時期、時間については、変更になる場合があります。
            入場無料(予定)、駐車場7台有り

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  1. 2020/06/25(木) 16:25:16|
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  4. | コメント:0

dinos・ガーデンスタイリング 商品レビュー記事・第12回 「つるバラ誘引便利グッズ」編

※ こちらの記事は、2019年3月6日に、「dinos ガーデンスタイリング」に、レビュー記事として掲載したものです。



早いもので、今年ももう2月に突入しました。
ガーデナーにとって、この時期は、春に向けてバラのお世話をする大切な時期。
特に、庭に美しい風景を作ってくれる「つるバラの誘引」は、忘れてはならない一大イベント。
今回、その「つるバラ誘引」作業に頼りになる便利グッズを3点、紹介します。
毎年使っている定番のグッズに加え、今年初めて使わせてもらって、とても良かったグッズも紹介したいと思います。

まずは、こちら。
イギリス・ナッツシーン社の「カラー麻ひも」。

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こちらのグッズは、我が家では定番で、毎年、つるバラの誘引に使っています。
ホームセンターで売っている、一般的な茶色い麻ひもももちろん使うのですが、
ここぞという場所に誘引するつるバラには、必ずこの「カラー麻ひも」を使います。
ナッツシーン社の「カラー麻ひも」は、その発色が良く、カラーバリエーションも豊富で、遊び心にあふれています。
上の写真では、手前正面から時計回りにアクアマリン、オリーブ、レッド、ライムグリーン色です。


実際に使っている様子をいくつかの事例を見ていただきながら紹介します。

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こちらは、一番よく使っているレッド色のカラー麻ひもです。


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同じ部分を少し引いて見たところ。
我が家では、建物の外壁に白い割り肌調の大理石タイルを張っている部分があり、その壁面にワイヤーを張り、
つるバラを誘引しています。
白い背景に赤いカラー麻ひもが、アクセントになっています。
葉が展開敷してくると、壁の白、葉の緑、麻ひもの赤が、良いコントラストになります。


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こちらは、我が家の前庭、メインの壁面に誘引しているシンボルローズのジャスミーナ。
同心円を描くように円弧状に誘引しているのですが、リズミカルに赤いカラーの麻ひもが見えていて、
花がないこの時期でも、楽しく見えます。


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こちらは、中庭の隣地境界のブロック塀。
ここにも建物外壁と同じ白い割り肌調の大理石タイルを張っています。
誘引しているつるバラは、左側がカーディナル・ヒューム、右側がヘリテージ。
ここでも白い壁面を背景に、赤いカラーの麻ひもがリズミカルに見えるようにしています。


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こちらは、前庭の小壁。
ここにはつるバラのモーツアルトを誘引していますが、壁面は白いモルタル塗り。
木ネジを埋め込み、ステンレスワイヤーを張って、つるバラを誘引していますが、
ここでも背景が白いため、コントラストが効くように、赤いカラー麻ひもを使用しています。


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一方、こちらは、中庭の隣地境界の木製フェンス。
この木製フェンスは、こげ茶色に塗装しているのですが、そこに2本のつるバラ、
右側からアントニオ・ガウディ、左からダフネを誘引しています。
ここでは、背景のこげ茶色の木製フェンスと同化するように、黒(ブラック)のカラー麻ひもを使っています。


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同様に、こちらも中庭の隣地境界のこげ茶色に塗装した木製フェンスで、
ここにおは、開帳型にオールドローズのマダム・イサーク・ぺレールを誘引しています。
枝の出方が美しいので、その開帳型の誘引を損なわないように、誘引ひもが目立たないように、
背景となるこげ茶色の木製フェンスに同化するブラックのカラー麻ひもを使っています。
遠目に見ると、ほぼツルを留めている麻ひもの存在が分からない感じになります。


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こちらは、前庭の隣地境界の木製フェンス。
先ほどのこげ茶色と形は同じで、色違いのもの。
こちらは、外壁の白い大理石タイルに合わせて白く塗装しています。
ここに誘引しているつるバラは、ピンク・カクテル。
このピンク・カクテルのツルは、黄緑色なので、
その黄緑色のツルに近い色のカラー麻ひも(ライムグリーン)をセレクトしています。
先ほどのこげ茶色のフェンスの場合、背景色に合わせましたが、
こちらではツルの色に合わせ、白い背景に黄緑色が浮かび上がるようにしています。


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こちらは、電気の引き込み柱を使ってつるバラを誘引しているところです。
電力自由化によって、電力会社を変えたところ、スマートメーターが設置され、
遠隔操作で検針できるようになったので、
引き込み電柱をつるバラで隠しても大丈夫になりました。
むしろ、存在感を消したいぐらいです。
そこで、引き込み電柱とメーカーを格納したボックスの周りに、つるバラを2本、
編み込むように誘引しています。
ここでは、オリーブ色のカラー麻ひもを使って、
留めている箇所をわざと目立たせアクセントにしています。


DSC_3602_convert_20190206083924.jpg

こちらは、中庭のサンルームのガラスの壁面を使って、
つるバラのピエール・ド・ロンサールを誘引しています。
今年は、ワイヤーを使わず、枝と枝を交差させて固定する方法を試しにやってみました。
ワイヤーがないので、とてもスッキリしています。
ここでは、サンルームの内側の壁面にブルーの板張りが見えるので、
それに合わせてアクアマリン色のカラー麻ひもを使ってみました。


このような感じで、使う場所、背景、ツルの色など、いろんなことを考慮しながら
使うカラー麻ひもをセレクトすると、遊び心が刺激されて、楽しい誘引ができること請け合いです。


続いては、こちらのグッズをご紹介しましょう。
「配管目隠しトレリス」です。

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僕は初めて使うガーデングッズですが、とあるところでこれを使っておられるのを見かけて、
これは良いグッズだと思い、使ってみることにしました。
送られてきた商品を開梱したところ。
パーツに分解されて送られてくるので、意外とコンパクト。


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上下2つのパーツに分かれていて、それを中心でつなぐだけ。
組み立ても至って簡単!


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あっという間に、3本完成しました。


DSC_3564_convert_20190206083907.jpg

まず最初に使ったのが、こちら。
中庭のウッドデッキ部分に落ちてくる雨樋。
例年、この雨樋を使って、ラージクライマーのスパニッシュ・ビューティを誘引していました。
これまで剛直な枝を雨樋に取り付けるのが大変でした。


DSC_3566_convert_20190206083916.jpg

今回、この「配管目隠しトレリス」を雨樋にかぶせるようにまず設置します。
雨樋には、数カ所、麻ひもを使って留めているだけです。


DSC_4594_convert_20190206084214.jpg

雨樋をUの字型の「配管目隠しトレリス」がカバーをし、このメッシュフェンス部分に、
つるバラやつる性のクレマチスを麻ひもやビニタイを使って留めています。


DSC_4592_convert_20190206084144.jpg

ここでも先ほどのナッツシーン社の「カラー麻ひも」が活躍します。
ここでは、背景のテラコッタ色の外壁とのバランスを考え、
オリーブ色のカラー麻ひもを使って、留めています。


DSC_4040_convert_20190206084000.jpg

もうひとつの「配管目隠しトレリス」は、ここに使います。
玄関横に落ちてきている雨樋です。
ここも、手前に高木のソヨゴの枝が張り出し、奥に地植えでつるバラを2本植えているので、
狭く作業がしにくい場所です。


DSC_4044_convert_20190206084009.jpg

反対側から見ると、こんな感じ。
雨樋にこの「配管目隠しトレリス」を設置してしまうと、メッシュ状の足掛かりができ、
麻ひもを使っての誘引作業がとてもやりやすくなります。


DSC_4598_convert_20190206084224.jpg

ランブラータイプのつるバラを、配管目隠しトレリスに括り付け、
伸びた枝を隣のソヨゴの幹に引っ張るように誘引しています。
このように、狭い場所での作業効率を上げるのにとても役に立つだけでなく、
雨樋などの配管に麻ひもを何度も巻き付けることなく、
「配管目隠しトレリス」のメッシュ部分にツルを留めやすくなり、
見た目にも美しく処理することができます。


最後にもうひとつ、今年始めた使ったつるバラ誘引のためのグッズ。
「クライミング・アーチ」です。

DSC_4394_convert_20190206084017.jpg

これまで、我が家の庭では、つるバラを誘引するのに「アーチ」は使ってきませんでした。
アーチというと、少し女性的なイメージあるからです。
今回、つるバラを使った庭の風景づくりの中で、やはり高さのある設えをしようとすると、
アーチは外せないという理由から、初めてアーチを我が家に導入することにしました。
今回導入したアーチは、幅が110cm、高さが240cmという、割とコンパクトなタイプのアーチです。
写真は、商品が届いた時の梱包の様子です。


DSC_4396_convert_20190206084026.jpg

開梱してみると、いくつかのパーツに分かれていました。


DSC_4398_convert_20190206084035.jpg

組み立ては、ネジを回して取り付けるだけで、こちらも至って簡単。


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アーチの両サイドを組み立てて、最後は頂点のアーチ部分をつなぐだけ。
あっという間に完成しました。


DSC_4417_convert_20190206084053.jpg

完成したアーチを立ててみました。
基礎の部分も、アーチの両サイドをつないで安定させ、
地面に埋め込むスパイクも付いていました。


DSC_4606_convert_20190206084301.jpg

我が家の前庭花壇の一角に、このアーチを設置してみました。
我が家の庭では、アーチの下に道を作り、くぐらせる演出ではなく、庭の隅に設置して、
ここにつるバラを誘引し、高い位置で咲かせるという目的で使っています。
ですので、アーチの下にも、シュラブ樹形のバラを植え込んでいます。


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アーチの両サイドには、つるバラを植え込んでいます。
まだアーチの途中までしか届いていませんが、近いうちにアーチの頂点に届けば、
庭に立体感のある、つるバラの風景が完成するでしょう。


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アーチの側面に誘引したつるバラのつるを留めるのにも、
ナッツシーン社の「カラー麻ひも」を使っています。
ここでは、黒い塗装のアーチの中で、結び目が浮かび上がるように、
オリーブ色のカラー麻ひもを使っています。


今回、我が家のつるバラ誘引作業において、いくつかの便利グッズを使わせてもらいました。
どれもなかなか素晴らしい使い勝手で、これからも我が家の庭で戦力になってくれる
グッズあることは間違いありません。
日々、カタチを変えながら、変化する我が家のガーデン。
そんな中でも、遊び心と探求心を忘れずに、新しい風景をデザインできるよう、
頑張っていこうと思います。
少しでも、皆さんの庭づくりの参考になれば幸いです。



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  1. 2019/03/22(金) 16:33:40|
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dinos・ガーデンスタイリング 商品レビュー記事・第10回 コンパクトテーブル3点セット編

※ こちらの記事は、2017年9月29日に、「dinos ガーデンスタイリング」に、レビュー記事として掲載したものです。


「ラタン調コンパクトテーブル 3点セット」 by ひで

今回使用したアイテム

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ラタン調コンパクトテーブル 3点セット

今回、使わせていただいたのは、コンパクトに収納できる、ラタン調のテーブルと椅子2脚の3点セット。
我が家の2階バルコニーに置かせていただき、その使い勝手についてレポートします。


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段ボール箱1つに梱包されて、商品が届きました。
思っていたよりかなりコンパクトで、この箱ひとつにテーブルと椅子2脚が入っているとは思えないくらいの大きさです。


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段ボール箱を開けてみました。
ピッタリサイズで、テーブルが梱包されています。
このテーブル、天板がガラスのため、天板部分にも発泡スチロールが敷き詰めてありました。


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段ボール箱から取り出すと、このような感じでした。
傷が付かないように、丁寧にラッピングがされていました。


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ラッピングを外すと、美しいラタン調のファニチャー本体が姿を現しました。
なかなかの質感です。
天板は黒いガラスで、これもシックで高級感がある設えになっています。


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我が家の2階バルコニーに、テーブル、椅子2脚の3点セットを持って上がりました。
ひとつひとつがコンパクトで、階段を昇るにも特に不自由はなく、スムーズでした。


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テーブルの幅は50センチ、奥行きが65.5センチ、高さが約70センチ、ちょっとしたオブジェのようです。
バルコニーには、観葉植物を置いていますが、観葉植物の艶やかな葉と、ラタン調の凹凸のある織り込まれた表情が、
とても相性が良いです。
置いておくだけでも絵になり、とてもオシャレです。


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テーブルの下に収納されていた2脚の椅子を引いて出してみました。
我が家では、2階にリビング・ダイニングルームがあるため、この2階のバルコニーがメインバルコニーになります。
とはいえ、大きさは幅5メートル、奥行き2メートルほどの小さなバルコニーです。
2脚の椅子は、座高高さが少し異なり、重ねてテーブルの脚の中にすっぽり納まるように設計されています。
なので、椅子をテーブルの下に収納すると、とてもコンパクト。
小さなバルコニーに置きっぱなしにしていてもスペースをとりません。


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テーブルに近寄って撮影してみました。
青い空と流れる白い雲が写り込んでいました。
ブラックミラーに写り込み、とてもシックな雰囲気です。


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こちらが、テーブルの天板のクローズアップ。
天板は、5ミリ厚の強化ガラスで、色は黒。
まるで鏡面仕上げのようで、青い空がテーブルに写り込む様がとても美しいです。
この天板を見ているだけで、満足感が得られます。


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こちらは、表面素材のアップ。
「人工ラタン」とも呼ばれる「プラスチックウィッカー」。
「籐」に見立てたロープ状のプラスチック製ラタンを、手作業で丁寧に編み込んでつくられていて、とても質感が高いです。
フェイクの素材はともすれば安ものぽく見えがちですが、このウィッカーはとても高級感があります。
また、見た目だけでなく、機能的にも程よいクッション性と外部使用にも耐えられる耐候性を備えているところが素晴らしいです。


DSC_4893_convert_20170906120322.jpg

ちょうどランチ時になったので、バケットでサンドイッチをつくってテーブルにセットしてみました。
チェアには、大きな花柄模様のクッションも添えてみました。
緑に囲まれてのランチは、とても心地が良いですね。


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テーブルの脚の間は、一見狭そうに見えますが、向かい合って座っても脚が邪魔になるような窮屈な感じはしませんでした。


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少しアングルを変えて、俯瞰で撮ってみました。
我が家は高台にあり、2階のバルコニーからは、遠く奈良盆地を囲む山並みまで見渡せます。
これまでこの2階のバルコニーには、デッキチェアを置いていましたが、寝そべって本を読んだりはできましたが、
景色を見ながらランチをしたことはありませんでした。
太陽の下で、風を感じながら、近くの緑と遠くの景色を眺めながらのランチは本当に最高です。


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テーブルの上に、バケットサンドとドリンク、それに庭で咲いていたバラの花を
摘んで活けてみました。
これだけのものを載せても、天板は十分なスペースがあります。
大きくもなく小さくもない、ちょうど良い大きさです。


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縦位置でも撮影してみました。
今年の我が家のバルコニーガーデンでは、大型のつるバラを軒へ誘引し、
空中でもバラの花が咲くようにしています。
撮影したのは秋で、バラの花は咲いていませんでしたが、バラの花の咲く時期に、
このバルコニーでランチをすると、きっととても素敵でしょうね。
今から楽しみでなりません。


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椅子の向きをバルコニーの外側に向けました。
椅子の背もたれは、ラウンドしていて身体をしっかりとホールドし、リラックスできます。
また、座面も程よいクッション性があり、座り心地も良いです。


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日暮れから15分ほどの短い時間ですが、空が青く染まります。
その時間帯をマジックアワーと呼びますが、昼間とはまたうって変わって
美しい風景が目の前に広がります。
ディノスさんの商品の、電球を連ねたようなパーティライトと、
ランタン型のLED照明を灯しました。とても幻想的なバルコニーガーデンです。


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ランタン型のLED照明を、ラタン調のコンパクトテーブルの横に置いてみました。
手作業で丁寧に編み込まれた美しいウィッカーの凹凸感が、光に照らされてとても良い雰囲気になりました。
バリ島等の南国リゾートのガーデンテラスのようにも感じます。


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ナイトガーデニングは、テーブルにシャンパンとチーズやフルーツ、生ハムなどを添えて演出してみました。
美しく暮れ行く風景もまた、お酒のおつまみのひとつです。


今回は、ラタン調コンパクトテーブル3点セットを実際に使ってみてのレポートをさせていただきましたが、如何でしたでしょうか?
見た目のデザインや質感の良さだけでなく、コンパクトに収納できる機能性、屋外でも使える耐久性など優れものだと思います。
我が家のような小さなバルコニーガーデンにはもってこいのガーデンツールです。
これがあるだけで、ついついバルコニーやガーデンに出てゆっくりしたくなること請け合いです。
いろいろなシーンで使えると思いますので、是非、皆さんも試してみられてはいかがでしょうか?
          


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  1. 2017/09/30(土) 06:07:58|
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dinos・ガーデンスタイリング 商品レビュー記事・第9回 オベリスク編 

※ こちらの記事は、2017年1月18日に、「dinos ガーデンスタイリング」に、レビュー記事として掲載したものです。


シンプルでスタイリッシュな「オベリスク」 by ひで

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今回使用したアイテム

楽々オベリスク170

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前回記事で書かせていただいたベルツモア製の「ローズバルーン」に続いて、今回はつるバラなど、大きなつる性植物を誘引して
立体的に咲かせるのに便利な「オベリスク」についてレポートします。

実は、ローズバルーン同様、このベルツモア製の「オベリスク」は、以前から自宅ガーデンで愛用している園芸グッズのひとつで、
今回、また新たに同じものを購入しました。


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段ボールにしっかりと梱包されて商品が届きました。
全長2メートルくらいはあるでしょうか、かなりの大きさです。


DSC_4094_convert_20170126123144.jpg

段ボールを開封すると、こんな感じ。
両側のオベリスクの先端部分が傷まないようにしっかりとクッション材で梱包されていました。
今回、同じサイズ(全長1.7メートル)のものを4個新調しました。


DSC_4096_convert_20170126123158.jpg

クッション材を取り除くと、こんな感じです。
スチール製で、黒く塗装が施されています。
組み立て等は必要なく、そのまま土に差し込んで使用できます。


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別角度からもう一枚。
オベリスクの先端部分です。
このオベリスク、園芸研究家の有島薫さんとバラ育種家の木村卓功さんのコラボレーションによるものだそうです。
エジプトやローマの古代遺跡で天空に向けてそそり立っている本物のオベリスクの形を模したデザインになっています。
ボクの場合、自宅の庭で使う園芸用品はなるべく余計な装飾がないものが良いので、
このシンプルなデザインのオベリスクをとても気に入っています。


では、早速この「オベリスク」を使ってみましょう。
まずは、鉢植えで育てているつるバラで、バロン・ジロー・ドゥ・ランを使って
誘引をしてみます。

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このバラ、実は、今年の春は小さなトレリスフェンスに誘引していました。
ところが、ハダニの被害に遭って調子を崩して枯れかけてしまいました。
なので、トレリスフェンスから外し、竹ヒゴを真っ直ぐ立てて上に向かって
ツルを伸ばすように養生してきました。
その甲斐あって、何とか復活の兆しが現れ、つるの上の方から新しい枝が伸びてきました。
これを、今回オベリスクに誘引し直そうと思います。


DSC_4466_convert_20170126123410.jpg

誘引する前に、竹ヒゴを取り除き、残っていた葉っぱもすべて取り除きます。
この段階で、軽く剪定を行い、枯れ込んだ枝や、開花の望めない細い枝を切って
整理しておきます。


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そして、こちらのオベリスクを使います。
今回、誘引にあたっては、イギリス・ナッツシーン社のカラーの麻ひも(ここではグリーン色)を使います。


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オベリスクを鉢の中に突き刺します。
この際、株元から出ている枝の位置を考慮し、4本の支柱になるべく均等に
間配りできるよう調整します。


DSC_4471_convert_20170126123459.jpg

株元あたりのアップです。
株元から出ているシュートを4本脚にうまく絡めるよう、位置を調整します。
支柱を埋め込む位置が決まったら、土の中に深く差し込み、動かないように
しっかりと固定させます。


DSC_4474_convert_20170126123511.jpg

今回、オベリスクへのツルの固定には、イギリス・ナッシュシーン社の
カラーの麻ひもを使わせていただいています。
ここでは、枝の色に同化するようにグリーンの麻ひもを選んでみました。
細かいところですが、こういうところに遊び心を入れると、
誘引作業そのものが楽しくなりますね(笑)。


DSC_4476_convert_20170126123523.jpg

長く伸びた枝(シュート)を、同じ方向にらせん状に巻き上げて行きます。
バラは、誘引した枝先から新しい花茎(ステム)を伸ばして咲きますので、
オベリスクの頭頂部が隠れない位置までで止めておきます。
なるべくオベリスクの全体で咲かせるよう、段差剪定を意識して誘引しています。
今回、プラスチックの鉢を使っていますが、見栄えが悪いので、
テラコッタ製の鉢カバーを使います。


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プラスチック製の鉢を、テラコッタ製の鉢の中に入れて、完成です。


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同じ手順でもうひと鉢、オベリスクに誘引してみます。

こちらは、ローズ・ポンパドールを同じ形、大きさのオベリスクに誘引しています。
かなり葉が茂っています。
来春に向けて、この鉢も一旦誘引を解いて、同じオベリスクに仕立て直しします。


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誘引を解いて、不要な枝を整理し、花を咲かせる太さの枝だけ残しました。
かなりコンパクトになりました。
これをオベリスクに巻き付けていきます。


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株元の様子です。
勢いのあるシュートだけを残し、オベリスクの支柱になるべく均等になるよう間配ります。
オベリスクを設置する位置が決まれば、土の中にぐっと押し込んで固定します。


DSC_4502_convert_20170126123632.jpg

枝をらせん状にオベリスクに巻き付けていきます。


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誘引完了です。
こちらも、オベリスクの先端が隠れないように、少し低い位置で枝を止めるようにしています。


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こちらは、オベリスクに誘引したローズ・ポンパドゥールが開花した時の様子です。
シンプルなデザインのオベリスクなので、裏方に回り、
その存在感はほとんど感じられません。
その分、華やかに咲くバラの花が引き立っています。


このシンプルなデザインのオベリスク、サイズ違いのものもあります。
少し小さなサイズ(全長1.4メートル)のものも愛用していまして、
そちらにもつるバラを誘引していますので、紹介してみます。

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こちらは、我が家の2階、バルコニーガーデンで鉢植えで育てているバラで、
シャンタル・メリュという品種のバラです。
ずいぶん成長して、枝が四方八方に伸びて、このコンパクトなオベリスクに
納まらなくなってしまっています。
これを、同じオベリスクに仕立て直してみます。


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残っていた葉っぱをすべてもぎ取りました。
枝でけの姿になりましたが、結構な枝数がありますね。
このままでは多すぎますので、不要な枝を剪定で整理します。


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一旦、誘引を解き、オベリスクを取り外します。
その上で、不要な枝を剪定しました。
だいぶ枝数は減りましたが、それでもまだ多いかな。
一応、これで、オベリスクに誘引を開始して、全体のバランスや枝の込み具合を見て、
残す枝を決めていきます。


DSC_4423_convert_20170126123309.jpg

オベリスクを戻して、四方八方に伸びた枝を均等に間配ります。
決まれば、オベリスクを土の中に差し込んで固定します。


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全体のバランスを見ながら、枝をオベリスクに巻き上げて行きます。
どのように枝を巻き上げて行くのか、この作業が誘引の醍醐味ですね。


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誘引作業が完了しました。
このシャンタル・メリュというバラは、枝先にしか花を咲かせない品種なので、
オベリスク全体に花を咲かせるために、段差剪定を行っています。
枝先をオベリスクの全体に散らばせるように誘引しています。


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こちらは、今年の春、バルコニーで咲いた時の様子です。
このシンプルなオベリスクのとんがった先端部が見えています。
花を引き立てる美しいデザインだと思います。


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もう少し引いて全体が分かるように撮ってみました。
右端に写っているのが、オベリスク仕立てのシャンタル・メリュです。
バルコニーガーデンは、鉢植えの木立性のバラが多いのですが、
このようにうオベリスクを使うと、より立体的に演出できます。
視覚的な効果が大きいオベリスクならではの演出方法です。

前回のローズバルーンに続いて、今回、オベリスクのレポートをさせていただきましたが、
如何でしたでしょうか?
オベリスクは、直接地面に設置することもできますので、
広い庭でバラ園のような演出も可能ですし、鉢植えに設置して狭いバルコニーガーデンでも
より立体的に演出することも可能です。
皆さんも、いろいろな演出方法を試してみられてはいかがでしょうか?
                                              


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  1. 2017/01/23(月) 13:51:42|
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dinos・ガーデンスタイリング 商品レビュー記事・第8回 ローズバルーン編 

※ こちらの記事は、2016年12月16日に、「dinos ガーデンスタイリング」に、レビュー記事として掲載したものです。


気球の形にふわりと咲かせる「ローズバルーン」 by ひで

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今回使用したアイテム

ローズバルーン2個セット

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今回試させていただいたのは、つる性植物を誘引するのに便利なグッズで、ベルツモア製の「ローズバルーン」です。
実は、以前から愛用している園芸グッズなのですが、今回、大きさの違う二種類を使い比べてみました。


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段ボール箱に梱包されて商品が届きました。


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段ボールを開けると、ローズバルーンが変形しないようにちゃんとクッション材に包まれていました。


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クッション材を取り除くと、本体が見えてきました。
大小、2種類が梱包されていました。


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分かりやすいように、別々に並べてみました。
左側が大きい方で、直径40センチ、高さ60センチ、右側が小さい方で直径30センチ、
高さ45センチほどの気球(バルーン)のような形をしたオベリスクです。
鉄製で、黒く塗装されています。
バラやクレマチスなどのつる性植物を、ふんわりと球体に誘引する道具なんです。
我が家では、鉢植えのクレマチスやつるバラの誘引に活用しています。
植物を誘引する球体部分と直線の脚の部分がつながって、一体構造をしています。
脚の長さも約15センチあって、脚を土に差し込んで固定するようになっています。


では、早速このローズバルーンを使ってみましょう。
まずは、今回初めて使う小さい方(直径30センチの方)のローズバルーンから。
小さい方のローズバルーンに誘引しようと思っているのは、こちら↓。

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つる性植物の代表格でクレマチスです。
こちらは、旧枝咲きのクレマチスで、秋〜冬にかけて花が咲くシルホサ系の品種です。
夏は休眠して葉を落としているのですが、これから活動期に入るため、
葉が展開し始めました。
これまで竹ひごを3本立てて、行灯仕立てにしていたのですが、
あまり見た目の格好が良くないので、今回、誘引を一度解いて、
ローズバルーンに誘引し直そうと思います。


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竹ヒゴにビニタイでつるを留めていたのですが、それを外して枝をフリーにしました。
この時、枯れ枝がないかチェックし、不要な枝は切り取っておきました。


そして、ここでローズバルーンの登場です。

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竹ヒゴを撤去した後、土をならして、そこにローズバルーンの5本の脚を差し込みました。
鉢の直径は20センチくらいだと思います。
ピッタリサイズです。
鉢とローズバルーンのバランスも良い感じです。


続いて、設置したローズバルーンにクレマチスのつるを誘引していきます。

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何本か出ているツルを同じ方向に巻き付けて行きます。
この時、一番長いツルから誘引していくと作業がしやすいです。


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15分ほどかかって、ツルをローズバルーンに誘引し終えました。
写真は真上から見下ろしたアングルです。
クレマチスのツルは細くて切れやすいので、注意しながら誘引しました。
ローズバルーンへはビニタイを使って留めています。


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こちらは、真横から見た様子です。
まだ、ツルの数も葉の数も少ないので分かりにくいですが、葉が茂り出すと、
全体的に球体のように広がって行きます。
小さな鉢には、こちらの直径30センチのローズバルーンがちょうど良い大きさで
バランスもとれていると思います。


この時期、ローズバルーンに誘引した植物は咲いていませんので、
花がローズバルーンで咲いている姿を紹介しておきますね。

DSC_5802_convert_20170126132432.jpg

こちらは、同じく旧枝咲きのクレマチスで、4月頃に咲く早咲き品種のピクシーです。
このクレマチスも旧枝咲きなので、古い枝を残して誘引しておくことで、
春にたくさんの花を咲かせることができます。


同じくらいの大きさのテラコッタ鉢に、ローズバルーンを差し込んで誘引した株が、
満開に花を咲かせています。
このクレマチスは、多花性なので、ローズバルーンに誘引したツルに
びっしりと花を咲かせます。
ローズバルーンの頭頂部の円弧が見えるように咲かせています。

DSC_5903_convert_20170126132442.jpg

ローズバルーンに誘引したツルと花のアップです。
少し枝垂れかけるように誘引しすることで、風情のある咲かせ方が出来ます。


DSC_6092_convert_20170126132456.jpg

同じ鉢を真上から見下ろしのアングルで撮ってみました。
ローズバルーンの5本の黒い骨格が見え、花と鉢とのもうまく調和して
なかなか素敵な雰囲気を醸し出しています。


こちら↓は、同じクレマチスでピクシーという品種がさらに大きく成長した様子を
撮ったものです。

DSC_5490_convert_20170126132419.jpg


大株に成長したクレマチス・ピクシーを大きなテラコッタ鉢に植え替え、
その上部に直径40センチのローズバルーンを設置しています。
ツルが長く延びたので、それをローズバルーンの骨格に沿って植えの方まで誘引しています。
その甲斐あって、ローズバルーンの形のままに、全体的に花が咲き揃い、
とてもすばらしい風景を作ってくれました。
独特の黄緑色の花色、テラコッタの鉢の色、隣のビオラの薄紫色など、
全てがイメージ通りにまとまったかなと思っています。

何より、ローズバルーンを使ったことで、こんもり、ふわふわなイメージで咲かせる
ことが出来たのがとても気に入っています。

DSC_5488_convert_20170126132404.jpg

同じ鉢を上方からのアングルで撮った写真です。
ローズバルーンを使わなければ、なかなかこのような形で咲かせるのは難しいかな〜と思います。
イメージ通り花を咲かせるのにとても重宝するガーデングッズです。


続いて、つるバラにローズバルーンを使った参考事例を紹介します。

DSC_0556_convert_20170126132121.jpg

こちらは、我が家の中庭の一角を写した写真です。
中央に不思議なものが見えていると思います。
和風の壷を、鉢植えとして活用し、小型のつるバラ(安曇野)を植えています。
この壷はこれまで、ただの飾りとして置いていただけなのですが、何か活用できないかということで、
壷の底に穴を開けて、鉢として活用することにしました。
その壷にローズバルーン(直径40センチの方)を差し込み、そこにつるバラを誘引しています。


どのように誘引しているのか、ご紹介してみますね。

DSC_0537_convert_20170126131940.jpg

壷を鉢として活用するために、土を入れ、つるバラを植え込みました。
こちらは、誘引する前の状況で、延び放題のツルが四方に枝を張っています。


DSC_0540_convert_20170126132012.jpg

ツルを整理して枝数を減らします。
ローズバルーンに誘引できる程度のツルの本数、長さにカットします。


DSC_0542_convert_20170126132025.jpg

ここで、壷にローズバルーンを設置、
狭くなった口に何とかローズバルーンを入れることができました。
残したツルを同じ方向に巻き付けて行くために、枝を均等に間配っておきます。
クレマチスと違って、つるバラの場合、麻ひもそ使ってローズバルーンにくくり付けます。
(写真では、黒い麻ひもを使っています。)


DSC_0545_convert_20170126132040.jpg

少しづつ、枝を編むように下の方から上へ向かって、ローズバルーンにツルを
くくりつてて行きます。
結構、大変そうに思いますが、楽しい作業ですよ。


DSC_0553_convert_20170126132055.jpg

そして、ツルを全部ローズバルーンにくくり付けて、誘引が完成しました。
あまり枝が込み合わないように、枝と枝の間隔を均等にしながら誘引を行いました。


DSC_0554_convert_20170126132109.jpg

真横から見ると、こんな感じになっています。
一見すると、和の壷の上に、電球?のような形のローズバルーンが設置されて、
そこにグルグルとつるバラの枝が誘引されている風景は違和感があるかもしれませんね。
でも、春になると、これが一変するんですよ。


DSC_3325_convert_20170126132136.jpg

こちらが、5月のバラの開花期に撮った写真です。
和の壷の上で、可愛らしい一重のピンクのつるバラ、安曇野が満開です。
ステム(花茎)が延びて、ローズバルーンにツルを誘引した時からひと回り大きくなって
球体状に四方八方に花が咲いています。
苦労してローズバルーンに球体誘引した甲斐がありました。


つるバラの誘引作業が、想像力が大切とよく言われます。
まさに、どんな風に咲かせたいか、春のイメージを頭に描いて、冬のうちにツルを誘引します。
ローズバルーンは、その想像力をより膨らましてくれるツールだと思います。

きっと他にもいろいろな咲かせ方ができると思います。
是非、皆さんも一度チャレンジされてはどうでしょうか?

                

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  1. 2016/12/19(月) 13:00:47|
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プロフィール

ひで

Author:ひで
本業は、街づくりコンサルタント。
一級建築士。
一級造園施工管理技士。

そんな僕が、自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。
それは、「植物の持つデザイン性」と「無限の可能性」。

都市部の住宅地の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫によって『風景をデザインできる』、ということ。

そして次第に考えるようになった。
「個々の庭を変えることで、まちの風景をデザインし、新しい街並みを創造出来るはず」と。

庭を変え、まちの風景を変え、住まう人の暮らしに彩りを添える。

『まちの風景をデザインし、暮らしの風景をデザインする。』
これが、次なる僕の人生の目標、ライフワークとなった。

庭を変えていくことで、人生も変えてゆく。
Change My Garden , Change My Life.
『進化する庭、変わる庭』をテーマに綴る、僕のGarden Photo blog。

2017年7月~
庭創り5年を機に、新たな気持ちで始まるセカンド・シーズン。

※※※※※※※※※※※※※※※

2018年5月、世界的ガーデンデザイナー、石原和幸氏のイギリス・チェルシーフラワーショーでのコンテストガーデン出展のサポートスタッフとして参加。石原氏は、通算10個目のゴールドメダル受賞に加え、アーティザンガーデン部門でのベストガーデン賞受賞というW受賞を達成された。
世界最高峰のガーデンショー、チェルシーフラワーショーでの庭造りを通して世界のレベルを実感した。

それ以外の活動として、現在、個人邸の庭のデザイン監修の仕事の依頼を受け、奈良県吉野町、広陵町にて、バラの庭造りおよび栽培指導に携わっている。

大きな庭としては、地元の中核病院の『ヒーリング・ガーデン』を創るボランティア活動に、デザイン・ディレクターとして参加。

また、京都市右京区の京北町の田園地域に、『里山風景に馴染む香りの和趣庭園』をコンセプトとするバラ園をプロデュース。
2020年開催の東京オリンピックに向けて、海外から熱い注目を浴びる里山風景に調和した和のバラ園のつくるべく、仲間とともに奮闘中。

地元・奈良では、世界遺産にも登録されている南都・六宗のひとつ、唐招提寺の境内にて、開祖・鑑真和上ゆかりの薬草園を再興するプロジェクトに、ガーデンデザイナーとして参加、実施に向けて活動中。

※※※※※※※※※※※※※※※

【ガーデンコンテスト受賞歴】

●日本園芸協会 
JGS全国ガーデニングコンテスト
2017年 シルバーメダル受賞
2016年 ゴールドメダル受賞
2015年 シルバーメダル受賞
2014年 シルバーメダル受賞

●主婦の友社『園芸ガイド』 
ガーデニングコンテスト
2014年 準グランプリ受賞

●NHK『趣味の園芸』
通巻500号記念
ガーデニングコンテスト
2014年 審査員賞(富山昌克賞)受賞

●環境省
「みどり香るまちづくり」企画コンテスト
2018年 第13回 におい・かおり環境協会賞受賞(第2席)
(唐招提寺「香りの薬草園」鑑真和上 才花苑/唐招提寺・薬草園PJ)

2017年 第12回 日本植木協会賞受賞(第4席)
(癒しの森・香るヒーリングガーデン/平和会吉田病院PJ)

2016年 第11回 入賞
(京北・香りの里 六ヶ畔 花簾庭/京北ローズガーデンPJ)

●日本花の会 
全国花のまちづくりコンクール
2017年 団体部門 入選
(吉田病院・癒しの庭)
2017年 個人部門 入選
2015年 個人部門 若葉賞受賞

●NHK『趣味の園芸』
寄せ植えコンテスト
2016年 一般部門 優秀賞受賞

●コメリドットコム 
ガーデニングコンテスト
2014年 ハイポネックス咲かせま賞受賞

●富山花卉球根農業協同組合 
チューリップガーデニングコンテスト
2015年 ベストカラー賞受賞

●北山ナーセリー 
ガーデンコンテスト
2015年 ウェルカムガーデン部門優秀賞受賞

※※※※※※※※※※※※※※※

【ガーデンフォトコン受賞歴】

●ガーデンダイアリー
トワイライトガーデンフォトコンテスト
(インスタグラム)
2018年冬 金賞受賞

●ガーデンストーリー
バラのフォトコンテスト2020
(インスタグラム)
佳作入選

●京成バラ園 
ローズガーデンフォトコンテスト
2015年春 優秀賞受賞

フォトコンテスト
「ドイチェ・ローゼン」を撮ろう!
2013年秋 入賞

●京阪園芸ガーデナーズ 
寄せ植えフォトコンテスト
2016年秋 Hanako賞受賞

バラ・お庭のフォトコンテスト
2016年秋 お庭部門 
おさはち賞受賞

2016年秋 バラの表情部門 
てんちょう賞受賞

2015年夏 バラの表情部門 
おさはち賞受賞

2014年秋 バラのある庭部門 
おさはち賞受賞

2014年秋 バラの表情部門 
おさはち賞受賞

2014年春 バラのある庭部門 
おさはち賞受賞

2013年秋 バラのある庭部門 
てんちょう賞受賞

●ガーデナーズジャパン 
ガーデナーズフォトコンテスト
2014年 プロカメラマン賞受賞

●ユニソン フォトコンテスト
2018年 パブリック部門 部門別優秀賞(シルバーメダル)受賞
(京北・香りの里 六ヶ畔 花簾庭/京北ローズガーデンPJ)

●タカショー 
2016年 第7回光の施工例コンテスト
入賞

●日本興業 ガーデン&エクステリア 
フォトコンテスト
2014年 一般部門 最優秀賞受賞

●富山花卉球根農業協同組合 
春のチューリプフォトコンテスト
2017年 一般応募部門 
準グランプリ受賞
2016年 入賞

※※※※※※※※※※※※※※※

【雑誌掲載】

●『My GARDEN』
(マルモ出版)
2020年夏号 Vol.95
(“京北・香りの里 六ヶ畔・花簾庭”)
2018年春号 Vol.86

●『ガーデンダイアリー』
(主婦の友社刊、八月社編)
2020年春号 Vol.13
(“京北・香りの里 六ヶ畔・花簾庭”)
2017年秋号 Vol.8
2016年秋号 Vol.6
2015年秋号 Vol.4

●『Garden & Garden』
(エフジー武蔵)
2020年夏号 Vol.73

●『園芸ガイド』
(主婦の友社)
2016年春号
2015年冬号

●ガーデン&プランツ
(日本園芸協会)
No.175(2017年冬号)
No.171(2016年冬号)
No.167(2015年冬号)
No.163(2014年冬号)

●『Gardeners通信』
(京阪園芸)
2016年春 Vol.9

●『はじめての小さな庭』
(学研、監修:杉井詩織)

●『naranto(奈良人)』
(エヌ・アイ・プランニング)
2014年夏号

●園芸WEBマガジン アイリスガーデニングドットコム
『素敵なお庭紹介』
♯108 色とりどりのバラで「想い」を描く庭

※※※※※※※※※※※※※※※

【新聞掲載】

2016年5月28日 読売新聞
2016年5月27日 朝日新聞
2016年5月26日 産經新聞
2016年5月21日 奈良新聞

※※※※※※※※※※※※※※※

【テレビ放送】

2020年6月8日  NHK京都放送局『京これから』
(“京北・香りの里 六ヶ畔・花簾庭”)
2017年5月19日 NHK大阪放送局『ぐるっと関西おひるまえ』
2017年5月17日 NHK奈良放送局『ならなび』
2016年5月27日 NHK大阪放送局『ぐるっと関西おひるまえ』
2016年5月25日 NHK奈良放送局『ならナビ』

※※※※※※※※※※※※※※※

【企業コラボレーション】

●大手通信販売ディノス・セシール
『dinos ガーデンスタイリング』にて、ブログ記事連載中!

●園芸メーカー・アタリヤ農園
チューリップ球根パッケージ用写真提供

※※※※※※※※※※※※※※※

【お問い合わせ・ご連絡はこちら】

hidenori.iba0502@gmail.com

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ネペタ(キャットミント) (4)
ハナナス (7)
ハナニラ (13)
ヒナソウ (2)
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ヒューケラ (35)
ビンカマジョール (1)
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バジル (2)
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オルレア (2)
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プリムラ (4)
ペチュニュア (2)
ベロニカ (17)
ペンタス (6)
マリーゴールド (9)
ルピナス (8)
品種不明植物 (1)
寄せ植え (3)
室内鑑賞樹・花 (44)
観葉植物 (31)
胡蝶蘭 (2)
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